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【イエカレ】入居者募集はどうしたらよい?|募集方法と入居者が見つからない理由を解説
この記事を読むのにかかる時間:5分
入居者募集の準備
まずは「物件資料」を作成します。不動産会社の店頭に貼られているような、間取りや家賃、写真などを記載したものです。
写真は物件の外観や内装、設備などを撮影します。物件選びをしている人がまず目にするものとなり、だいたいその写真で、物件の印象が決まるといってもいいでしょう。
できるだけ物件の良さ、特徴が伝わるように、撮影してもらうのがコツです。
またこの写真を退去時の立ち合いに使用し、破損や不具合などを確認する場合もあるようですので、必要に応じて撮影してもらいましょう。
募集の方法
入居者を見つけるには、やはり「賃貸物件を探している人」をターゲットに情報を出さないと意味がありません。
リロケーションでご自宅を貸す場合、とくに転勤の場合はさほど時間もかけられませんので、効率よく募集ができるようリロケーション会社の担当者と事前によく相談しましょう。
募集の方法はリロケーション会社によって若干異なりますが、主なものをあげてみます。
店頭に掲示
リロケーション会社の店頭に物件資料を掲示してもらいます。
部屋探しをしている人は、まずは住んでみたい街に訪れて雰囲気をみます。
同時に不動産会社も訪れますので、一番目につく方法と言えるでしょう。
インターネットの活用
リロケーション会社のホームページ、賃貸物件の検索サイトへの掲載などをします。
どこにいても簡単に調べられるので、こちらも手軽で有効な方法と言えるでしょう。
住宅情報誌やフリーペーパーへの掲載
駅などでよく見かける住宅情報誌や、管理会社の店頭におかれているフリーペーパーもよく手にされますので有効な方法のひとつでしょう。
取引先などの法人への情報開示
リロケーション会社によってはこれまでの取引先や法人の社宅管理に精通しているなど、独自のルートを持っている会社もあるようです。
そういったところにピンポイントで情報を流してもらうことも効果的でしょう。
豆知識!<仲介の依頼形態>
仲介(入居者を募集してもらう業務)の形態には2種類あります。
「媒介」と「代理」です。「媒介」はいわゆる一般的な仲介の形態で、不動産会社にサポートをしてもらいますが、最終的には貸主が入居者を決定し、契約の事務手続きなども行います。
また、「代理」は一般的な仲介業務と、入居者の決定、契約の締結までお願いできます。
不動産会社にとっても、「代理」のほうが募集から契約まですべてを任されるということもあり、取り組む姿勢に期待が持てる可能性があるようです。
募集を始めたら?
募集を開始したら、リロケーション会社より定期的に状況報告を受けましょう。
具体的にどういった活動をしているかを確認することは重要です。また反響も随時チェックするようにしましょう。
もしも反響があまりないなどということであれば、リロケーション会社と今後の方針を相談する必要があります。
もしも、入居者が見つからない場合
募集開始から一定期間で入居者が見つからない場合は、募集条件などを見直す必要が出てきます。
原因がどこにあるのかを把握し、リロケーション会社の担当者と協議しましょう。
入居者が決まらない、3つの理由
募集条件は適切か?
賃料設定が相場より高くはないか、敷金礼金、更新料などは適切か、などの募集条件を再確認しましょう。
リロケーションの場合は定期借家ということもありますので、その分を差し引いた賃料設定が必要です。また駅からの距離、物件の周辺環境(学校やスーパーなどがあるか)も考慮しなくてはなりません。
さらに、春先であれば賃貸物件を探す人が多いですが、時期によって市場自体の動きが鈍くなってしまう場合もありますので、考慮が必要かもしれません。
豆知識!<引っ越しシーズンっていつ?>
一般的に、1月中旬・3月中旬が引っ越しシーズンといわれています。
転勤や入社、新入学にともない、4月までに新居を探したい転勤者や新社会人、新入学生などが多数いるからです。
この時期は、単身者向け、ファミリー向けなど、幅広く住まいを探す人たちがいますので、さまざまな物件(間取り)が動く傾向があります。
逆にあまり転居がない時期は、4月以降・8月頃までと年末頃のようです。
この時期だけ賃料を下げたり、最近増えてきているフリーレント(入居後一定期間の賃料を無料にする制度)を設けたりする場合があります。
物件のウリはあるか?
物件にどんな付加価値があるか再確認しましょう。
例えばペットの飼育が可能、セキュリティーがしっかりしている、共用部などの掃除が行き届いている、設備がしっかりしているなど、物件のウリを作ることが大切です。
豆知識!<どんな物件が人気なの?>
誰しも設備が整っている部屋に住みたいものです。
部屋探しの際に、特にこだわるものは以下のようなものだそうです。
単身者とファミリーでは若干好むものが違ってくるようです。
やはり、水回りの設備やセキュリティー面においての設備にこだわりを見るようですね。
すべてをそろえるのは難しいかもしれませんが、参考にしてみてはいかがでしょうか。
単身者がこだわる設備 | ファミリーがこだわる設備 |
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募集の活動方法に問題はないか?
「委託したから」といってすべてリロケーション会社に任せていてはいけません。
活動内容をきちんと確認しましょう。自身も積極的に活動することが、入居者の早い決定につながるはずです。
もしも選んだリロケーション会社があまり熱心でない、あまり相談に乗ってくれず募集に関する提案も少ないなどがあれば、思い切ってリロケーション会社を変更するなどの決断も必要かもしれません。
この記事のまとめ
早くに入居者を決めたい場合は、すべてリロケーション会社に丸投げして任せっきりにするのも良くありません。ご自身も積極的に動くことが大切です。
パートナーとして選んだリロケーション会社の担当者とも頻繁に連絡をとったり、相談したりして、理想的なリロケーションを実現させましょう。【初回公開日2016年10月23日】
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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