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【イエカレ】アパート経営で入居率を上げる!今取り入れるべき住宅トレンドとは?
この記事を読むのにかかる時間:5分
今の住まいのトレンド「リビ充家族」って?
アパート住まいのトレンドは「リビ充家族」?
いつの時代でも、ファッションと同じように住まいにも流行りがあります。今どきの言葉ではトレンドと言うのでしょうが、最近の「住まいトレンド」と言えば「リビ充家族」と言う言葉がトレンドキーワードになっているそうです。あなたはご存知だったでしょうか?
何となく想像がつくかもしれませんが、リビ充家族とは「広いリビングに家族全員が集合して、それぞれが好きなことをしながらも、充実した時間を過ごしている様子」のことを言うそうです。昭和世代の「家族団らん」だと「家族が居間に集まって一緒にテレビを見る」といった様子が思い出されますが、それとはまた違ったイメージですね!
リビ充家族の話しを持ち出したのには理由があります。「これが今の住まいのトレンドだ!」と押し付けられると大袈裟にも思えてしまうのですが、アパート経営を検討する時、オーナーの頭のなかに「自分が提供するアパート」で「入居者に過ごして欲しい理想の生活イメージ」が描かれていないとミスマッチが起きてしまうからです。
どういうことかと言いますと、一般的に、入居希望者が賃貸物件の部屋探しをするとき「水回り」と並んで「リビング」も必ず重視すると言っても過言ではありません。ですから、アパート経営でもやはりリビングが充実している物件が提供できないと、別のアパートへ入居希望者が取られてしまいかねないということなのです。
多くの人が「リビングの広さ」と「リビングで過ごす時間」を重視するようになっているなら、アパート経営でも、LDK(リビング,ダイニング,キッチン)の広さ、リビングの最大化・快適性にこだわった部屋が提供できるように気を配るべきでしょう。
●リビ充とは具体的にどういうものなのでしょうか?
ちなみに「リビ充家族」と呼ばれる家族は、リビングで以下のようなことをしているようです。
-
・食事
・家事(子供による手伝いも含む)
・テレビを見る
・スマホやPCでSNSやゲームなど
・仕事
・読書
・メイク
・ボディケア
・子供の宿題(親による手伝いも含む)
・その他、自分の趣味
こうして見てみると、リビ充家族は、リビングで自分がやりたいことをしながらも、家族と一緒にいる時間を大切にしながら毎日過ごしている様子が伺えます。
次は部屋探しのトレンドです!
部屋探しのトレンドはVR内覧
アパート経営を成功させるには、空室ができないように入居者の募集に力を入れなければなりません。空室が出てしまってもその空室期間をできる限り短くすることです。
そして、この入居者の募集にも、住まいと同じようにトレンドが存在するというわけです。
そのため、アパート経営をするなら、今度は「住まい探しのトレンド」を把握しておいて、時代の流れに合った方法も取り入れながら入居希望者探していかなければなりません。
では、現在の部屋探しのトレンドは、どのようになっているのでしょうか?
● VR内覧で遠方の入居希望者にも対応可能に
部屋探しでは「VR内覧」がトレンドになるのではないかと予測されています。
VRとはバーチャル・リアリティーの略で、特殊なゴーグルを装着することで物件内の様子を360度見渡すことができます。
もちろん、部屋探しの基本は現地に足を運んで実際に物件を内覧することですが、遠方にお住いの方や仕事で時間が取れない方の場合、内覧のためだけに現地へ足を運ぶのが難しい場合もあります。
これはそうしたニーズに応えた製品です。このVR技術を使えば、バーチャル映像ではあるものの、部屋の中を歩いて物件内を詳しく見ることができます。
最近はウェブサイト上でVR内覧サービスを提供する不動産会社が増加する傾向にあり、今後もVR内覧可能な物件が増えていくことが予想されます。
※追記:2020年から続いた新型コロナの問題では、実際に「内覧が開催できない状況」が続いたことから、この技術を取り入れる不動産仲介業者が加速度的に増えました。
トレンドを意識しすぎてコレを忘れてはいけません。
アパート経営をするうえで忘れてはならないこと
ここまで住まいや部屋探しに関するトレンドについてご紹介してきましたが、アパート経営を検討するときは、単純に、ただトレンドを追いかけて物件をつくればいいというものではありません。
より多くの入居者を確保してアパート経営を成功させるには、賃貸する部屋をより多くの人に気に入ってもらえるようにするだけでなく、まずは、できるだけ多くの人に「嫌われない」ようにすることも大切です。
この点は、その時のトレンドだけに流され過ぎてしまい、結果として万人受けしない間取りや内装・外装にしてしまうと、数年後、その時のトレンドが廃れてしまう頃になって「入居者が見つかりにくくなり、空室が目立つようになった」という事態に陥いる危険性があることです。
今年はリビ充家族がトレンドであって、この点を意識することはとても大切ですが、多くの人に支持される物件づくりを意識することは、それ以上に大切です。
●トレンドを意識しつつも嫌われない物件づくりを
一般的に不動産物件は、長期間にわたって賃貸するものです。物件を建てる時期よりも実際に経営をする期間の方が圧倒的に長くなります。
そのため、アパート経営をするにあたっては、物件を建てた時のトレンドが終焉を迎えても入居者が安全かつ快適に生活することができる物件づくりを意識する必要があります。
入居者により良いもの、新しいものを取り入れて付加価値を提供する姿勢はとても大切です。ただ、今のトレンドだけを意識しすぎて数年後の入居希望者の関心を失ってしまわないよう注意したいものですね。
この記事のまとめ
【トレンドを意識しつつもアパート経営の基本を大切に!】
・時代に沿った住まいのトレンドを意識することは大事ですが、それだけに拘るのは危険です。
・部屋探しのトレンドとしてVR内覧が登場したように、新たな入居者募集方法も取り入れて行きましょう。
トレンドを意識することは重要ですが、流行に振り回されず、地域ニーズや物件の立地に合った判断がアパート経営の成功には欠かせません。
トレンドには息の長いものもあります。周辺地域のライバル物件やターゲット層のニーズを把握した上で、柔軟に取り入れることが、結果として空室対策にもつながります。
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【初回公開日2017年03月16日】
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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