海外赴任だ!どうする自宅?賃貸に出すのは本当にお得?

例えば、海外赴任が決まり家族で転居することになったら、自宅をどうするか悩むところです。
持ち家なら売却する、空き家にしておく、賃貸に出すという方法が考えられます。
ここでは売却や空き家にしておくのではなく「貸し出す」ことにフォーカスして、そのメリットと注意点を考察します。

この記事を読むのにかかる時間:5分

嬉しいメリット!家賃収入ができる

賃貸に出すことの最大のメリットは、言うまでもなく「持ち家を手放さず、家賃収入が得られる」ことです。

しかし、賃貸契約を締結して借主から金銭を得るということは、たとえマンションの一室であっても、事業を行うということです。あなたの自宅が賃貸物件として、入居者にとって魅力的に映るか検討しなければなりません。築年数が浅い、駅から近い物件は借り手がつきやすいでしょうが、周辺の物件の詳細や家賃相場から借りる側に立ってシビアに精査しましょう。

自宅であれば我慢してきた不具合も、修理することも考えなくてはなりません。
水周りや配管、エアコンなどの修繕や取替え、築年数が経っている場合にはハウスクリーニングが必要になることもあるでしょう。また、家族にとって大切な家具や家電なども、借り手の使用が難しい場合には処分する、もしくは移動させるなどの決断に迫られることにもなります。

さらに、自宅に住宅ローンが残っている場合には、ローン契約を結んでいる金融機関が賃貸を許可しないこともあります。ただし、海外赴任の場合は届出を出せば認められることもあるので、何もしないで諦めるのではなく、あらかじめ相談することが重要です。

住まない家は、傷んでいく…

海外赴任中なら、誰もいないし使わないから家が傷むことは少ない、と考えるかもしれません。
しかし、湿気の多い日本において、換気しないと使わないと家はダメージを受けます。空気を循環させて風を通すことが、とても大切です。長期間にわたって密閉状態にしておくと、カビやほこりばかりか、畳は湿気を含んで膨れ上がり、床板や天井板も悪くすると朽ちてしまいます。

また、トイレやキッチン、お風呂の配管は、使用しないと内部に錆が発生することもあり、寒い地方では破裂する可能性さえあります。
さらに、一戸建ての場合には、庭に雑草が生え、人気がないと家全体が荒れてしまいます。防犯上の観点においても、無人状態が続く海外赴任では、賃貸物件にした方が安全性は高いといえるかもしれません。

ここは割り切りが必要ですが、賃貸して他人が住むということは、普通に使用していても劣化や破損することも当然ながらありえます。他人がつけた傷みには、人は余計に気になることもあるものです。そのために、帰国後、再び住むときのために、賃借料の一部を積みたてて、リフォーム費用にすることなどを併せて考えるといいでしょう。

賃貸に出すときの不安!入居者選び

自宅を貸し出すとき、一番気になるのは誰に貸し出すかということでしょう。

大事な自宅ですから大切に使ってほしいですし、家賃の滞納などとんでもない、退去にもすんなり応じてもらいたいわけです。
賃貸契約は、専門知識が必要な分野です。より良い入居者と出会うために、信頼できる業者に相談しましょう。たとえば「ペットお断り」「喫煙者・子ども不可」など入居条件をつけることも可能です。

また、海外赴任の期間があらかじめ決まっているなら、定期借家契約を検討してみましょう。定期借家契約には、契約の更新がありません。契約の期間を赴任終了時期に設定すれば、期間が終われば契約の終了が確定して退去してもらうことができます。ただし、家賃は相場より低めに設定されることが多く、要件を満たした契約書を交わすことが必須となります。

さらに、貸し出しにあたっては、管理業務や入居者仲介を依頼できる不動産管理会社に依頼することをおすすめします。自主管理はおすすめしません。入居者からのクレームなど非常時でも、管理費用は掛かりますが、海外にいても自分は依頼して報告を聞くだけで用が足ります。

この記事のまとめ

【どうする、自宅?3つのポイントから決断を】
海外赴任中の自宅をどうするか、考えるポイントは3つです。
1.賃貸に出すときの収入と支出を考える
2.他人が自宅を使うことに、自分や家族の抵抗はないか
3.募集から入居後まで、入居者へのフォローはどうするか
以上を十分に熟考し、家族にとって一番良い方法を選択してください。

あなたのお悩みをイエカレがズバッと解決!!不動産の知恵袋

*【イエカレ】とは:イエカレの取り組みについて

*あわせて読みたい:テレワークが不動産業に与える影響とは?

*あわせて読みたい:自宅の賃料相場を調べる

*あわせて読みたい:一戸建ては貸すのがおすすめ。戸建ては意外と人気が高い!

*あわせて読みたい:家を貸す注意点って何?初心者必見!3つの落とし穴

*あわせて読みたい:マンションを賃貸に出す時、住宅ローンが残っているとダメ?

*あわせて読みたい:不動産の賃貸-収支のシミュレーションを立てる

*あわせて読みたい:不動産の賃貸-管理委託の手数料について

*あわせて読みたい:転勤者必見。定期借家のオススメポイント

*あわせて読みたい:賃貸査定を依頼する時は何から始めたらいいの?

*あわせて読みたい:不動産の賃貸-リロケーションの一括家賃査定について

*あわせて読みたい:不動産取引を安心して行う「ウチノカチ」で「相場感」を知ろう

*サブリース新法:賃貸住宅管理業法で賃貸経営はどう変わる?貸主が知るべき注意点とは

*あわせて読みたい:不動産査定書はどうやって入手するの?見るべき項目は?

*あわせて読みたい:不動産査定価格に影響するポイントは何か?まとめて解説

*あわせて読みたい:不動産の相続をする人が知っておきたい家族信託・民事信託

リロケーションのメリット・デメリットの関連記事

空き家問題の現状から見えてきたデメリットと解決策は?|不動産売却・不動産査定の一括査定サイト【イエカレ】
空き家問題の現状から見えてきたデメリットと解決策は?|不動産売却・不動産査定の一括査定サイト【イエカレ】 公開
海外赴任だ!どうする自宅?賃貸に出すのは本当にお得?
海外赴任だ!どうする自宅?賃貸に出すのは本当にお得? 公開
利用する前に知っておきたい!定期借家のメリットデメリット
利用する前に知っておきたい!定期借家のメリットデメリット 公開
入居者にとってのメリット/デメリット
入居者にとってのメリット/デメリット 公開
持ち家を貸したいオーナーにとってのメリット/デメリット
持ち家を貸したいオーナーにとってのメリット/デメリット 公開