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【不動産売却の会社の選び方】不動産会社の特徴・得意分野を知ってベストパートナーを選びだそう!【イエカレ】
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不動産会社は同じではない?
不動産売却を考える際、たくさんの不動産会社があることに気がつきます。
全国に名の通った不動産会社から、地元に深いネットワークを築く地場の不動産会社まで。
不動産会社には十人十色ならぬそれぞれの「色」があります。
不動産業者の違いは「ネットワーク」の違い
実は、不動産の物件は不動産業界全体で「シェア」されていることは有名です。
各不動産会社は物件の媒介契約後、7日以内に流通指定期間(レインズ)に物件をアップする義務があります。
媒介契約と言うものを取り交わしてから7日以内の物件になります。
つまり、このレインズにシェアされていない部分が、不動産会社の得意分野であり、特徴と言えます。
また、筆者の不動産業界にいた経験になりますが「良い物件はレインズ掲載の前に決まる」と言われています。
掲載期限の7日までに買主候補に情報が行き、購入意思を示す「買い付け」の段階に進むからです。
不動産取引の実績から得意分野を知る
「不動産業者の強み」が最も分かるのは「実績」です。
不動産会社の店舗に行っても、実績は張り出されていないと思うので、担当者に聞くようにしましょう。
こういう質問をするのは勇気がいることですが、実績はそれだけ「その部分に強みを持っている」ということです。
複数の不動産会社から1社に絞る場合、決定要素となるのは「この不動産会社は売買契約に繋げて貰えそうか?」ということです。
仮に売却物件が、「住宅ではない場合」はなおさらです。
倉庫や工場(町工場)、住宅兼工場を相続などで引継ぎ、売却を検討する場合もあるでしょう。
この場合は、不動産会社によって住宅よりも得意不得意が分かれます。
なかには店舗前の看板に「倉庫の売却はお任せください」と銘打っている稀有な例もありますが、
ほとんどは担当者に聞いてみなければ分からないものです。
建築会社との繋がりから得意分野を知る
不動産会社の特徴を知る、分かりやすい方法があります。
それは何かと言うと「建築会社との繋がりを知ること」です。
不動産会社と建築会社は同じグループを作っていることも多くあります。
これは双方にメリットがあります。
建築会社にとっては、自身の建築したマンションや一戸建て住宅を「管理」して「仲介」してくれるというメリットです。
また不動産会社にとっては、関係のあるオーナーから土地活用の相談を受けたり、改修工事を依頼されたりした時に、グループ内に建築会社があるとワンストップでの対応が可能となります。
この、距離の近い建築会社から、不動産会社の特徴を知る、という方法があります。
木造に強い建築会社のグループ不動産会社は、木造の物件を多く仲介していますし、その取扱い実績があります。
鉄骨造の全国メーカーのグループ内にある不動産会社は、やはり高価格帯の住宅販売会社として安定した評価を受けています。
これは、不動産売却の仲介先としても活用できることです。
例えば「鉄骨造に強い」という評価があれば、それを希望する購入予定客が集まるのです。
つまり、建築会社の繋がりが不動産会社の「宣伝」となっているのです。
口コミから得意分野を知る
話しは変わりますが、「口コミ」から不動産会社の強みや特徴を知るのも有効です。
ただ、近所の世間話で「あの不動産会社はRC(鉄筋コンクリート)を高く査定してくれる」という会話はまずないと思います...。
この場合の口コミというのは「インターネット」です。
一例として、Googleで「渋谷 不動産屋 口コミ」と試しに入力してみて下さい。
利用者の意見、体験談など、様々情報にすぐに辿り着くことができるはずです。
発信元が利用者であるため、最もリアルな特徴を掴んでいると言えるでしょう。
ただ、このインターネットの口コミには大きな難点もあります。
それは「信憑性に欠く場合がある」ということです。
インターネットの大きな特徴でもありますが、情報を受けて正誤を判断するのは、読み手自身です。
「ここは評判が良い」と聞いて不動産業者を決めても、すべて鵜呑みにすることは避けて、必ず自分自身の眼で見るように意識してください。
これからはインターネットの評価が更に存在感を増していく、と言われています。
ずいぶん前に「ステルスマーケティング(ステマ)」という言葉が注目を浴びました。
ステマとは、さりげなく宣伝効果を含めるインターネット上のコラムや口コミ、有名人の発信をベースにしたマーケティングのことです。
ただ、賢明な皆さまであれば、不動産に限った事ではないということは、既にお分かりかとは思いますが「インターネットに書いてあったから」全てを信じてしまうということではなく、自身の判断力を信じることが大切です。
この記事のまとめ
不動産会社の特徴や得意分野を調べる方法は様々あります。
しかし、他者やインターネットなどの情報を介して得た評価が、すべて自分と同意見とは限りません。
不動産売却という高い買い物において、何よりも大切なのは不動産会社や担当者との「相性」だとも言えます!
自分の眼を信じて、それを優先して、不動産取引のポイントともいえる会社選びを行うようにしましょう。
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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