【賃貸経営】最新トレンドで知っておきたい必須設備とは?


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このコラムのポイント

今回は、最新トレンドを反映した賃貸住宅とは?と題して知っておきたい必須設備や住設仕様を解説しています。

アパートやマンションで賃貸経営を検討されている方々は、入居者満足度を上げて定住率を安定させる方法を知りたいのではないでしょうか。

入居者に人気の必須設備を知って頂き、賃貸住宅を建てる設計や企画段階でどのような考え方で設備を決めればよいか?など、参考にして頂きたいポイントも簡潔に解説致しました。早速、一緒に確認してみましょう!


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最新トレンドを反映した賃貸住宅とは?知っておきたい設備仕様を解説

賃貸住宅の人気の設備は、時代の変化に伴い、借主のニーズも変わっていきます。
これからアパートやマンションの賃貸住宅を建てて賃貸経営をするのでしたら、最新トレンドの設備や住設機器を知った上で、入居者満足度が満たせる設備を設計に盛り込めるように予習しておくと良いと思います。

最新トレンドと言えば大袈裟かもしれませんが、賃貸住宅の流行りは息の長いものも多いものです。
1~2年で廃れていくものばかりではありません。しかし、それでも最新型の住設機器は常に登場しているので、迷わないためには「長期的な視点から設備を考えて取り入れていく」ことがポイントです!

では、今現在、入居者に支持されている設備や住設仕様には、どんな内容のものが多いのでしょうか? 今回の記事では、「最新トレンドを反映した賃貸住宅の仕様」について解説します。

入居者のターゲット層で異なるこだわりポイント

ひと口に賃貸住宅といっても、土地オーナーから見た入居者ターゲット層が変われば、入居者様のニーズも変わってきて当然ですからここは注意ポイントです。

賃貸住宅は、ワンルームのような「単身者向け」と、2LDK・3LDKのような「ファミリー向け」の2種類に大別できます。

全国賃貸住宅新聞では、単身者向けとファミリー向けのそれぞれにおいて「この設備がなければ入居者が決まらない!」といった設備ランキングを公表しています。

そのランキングの結果は、下表の通りです。

順位単身者向けファミリー向け
1位室内洗濯機置場追い炊き機能
2位TVモニター付きインターホン室内洗濯機置場
3位インターネット無料 TVモニター付きインターホン
4位温水洗浄便座独立洗面台
5位独立洗面台温水洗浄便座
6位エントランスのオートロックインターネット無料
7位備え付け照明システムキッチン
8位宅配ボックスガスコンロ(2口/3口)
9位高速インターネット エントランスのオートロック
10位ガスコンロ(2口/3口)宅配ボックス


まず、単身者向けの賃貸住宅では「室内洗濯機置場」、ファミリー向け賃貸住宅ではお風呂の「追い炊き機能」がトップです。 追い炊き機能は単身者向けのランキングの中には入っていない項目ですが、ファミリー向けでは鉄板の1位となっています。

今の時代では、ファミリー層の殆んどは共働き世帯でしょう。
家族の帰宅時間がバラバラになりがちな共働き世帯では、追い炊き機能のニーズが高いのは頷けますね。

また、ランキングを見て注目すべきポイントは「スペースが必要となる仕様」です。
「室内洗濯機置場」や「独立洗面台」は、単身者向けとファミリー向けのいずれにも5位以内にランクインしています!

ご自身で戸建の注文住宅を建てた経験がある方ならお分かりと思いますが、室内洗濯機置場や独立洗面台は、スペースが必要となるため設計段階から盛り込んでいかないと、後からでは追加がしにくい仕様です。それは賃貸住宅でも同様です。人気が高く、スペースを要する仕様については、最初の設計段階から取り入れていく必要があります!

賃貸住宅の付加価値を上げる設備仕様とは?

賃貸住宅の仕様の中には、物件の付加価値を上げる仕様もあります。
入居者からの人気が高い設備で、付加価値が付く設備なら、賃料を上げることが検討できます。当然、多くの方々が気になる部分でしょう。

全国賃貸住宅新聞では、不動産会社に対して単身者向けとファミリー向けのそれぞれにおいて「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても入居が決まる!」といった設備や仕様のアンケートを取り「設備ランキング」として公表しています。

そのランキングの結果は、下表の通りです。

順位単身者向けファミリー向け
1位インターネット無料インターネット無料
2位エントランスのオートロック追い炊き機能
3位高速インターネット(1Gbps以上)エントランスのオートロック
4位宅配ボックス高速インターネット(1Gbps以上)
5位浴室換気乾燥機システムキッチン
6位独立洗面台宅配ボックス
7位システムキッチン浴室換気乾燥機
8位24時間利用可能ごみ置き場ガレージ
9位防犯カメラホームセキュリティー
10位追い炊き機能24時間利用可能ごみ置き場


筆者がこの設備ランキングを見て、まず思ったのは、入居者ニーズが高くて賃料アップとなり得る設備仕様は「共用部や物件全体に関わる仕様」が多いことが特徴になっている点でした。

例えば、今の時代では「入居者向け無料インターネット」や「高速インターネット(1Gbps以上)」は、単身、ファミリー世帯を問わず、同時に、プライベート、リモートワークの有無を問わず、今や必須の設備です。

また「エントランスのオートロック」は入居者様の安心・安全性を提供する設備として一般化しましたし、「宅配ボックス」や「24時間利用可能ごみ置き場」は入居者の利便性を大いに満足させる設備となっています。

これらはすべて共用部や物件全体の設備仕様です。

つまり、入居者満足と賃料アップを両立させるには、専有部の仕様だけではなく、共用部の設備仕様も充実させることがポイントなのが分かります!

「エントランスのオートロック」や「宅配ボックス」、「24時間利用可能ごみ置き場」等のスペースを必要とするものはすべて、入居者のニーズが高い注目すべき設備仕様です。
それを実現するために「スペースが必要となる設備」は、賃貸住宅を建てた後からでは追加するのが非常に難しいため、企画設計段階から積極的に取り込む必要があるわけです。

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土地オーナーが賃貸住宅の経営を考える企画段階の注意点

土地オーナーが賃貸住宅の経営を考える企画段階の注意点はズバリ2つです。
「入居者ターゲットを明確にすること」と「優先順位を付けること」の2点です。


まず「入居者ターゲット層を明確にすること」が必要なのは、ランキングの結果にもあるように単身世帯とファミリー世帯ではニーズが変わってくるからです。

賃貸住宅の入居者ターゲット層は、その間取りで自ずと決まってしまいます。
つまり、入居者ターゲットとは、1Kやワンルームなら単身世帯。2LDKや3LDKならファミリー世帯。といった感じです。

賃貸住宅の間取りでそのターゲット層は変わりますので、設備や仕様は間取りにあわせて決めていく必要があるわけです。 例えば、「追い炊き機能」や「システムキッチン」は、ファミリー世帯の2LDKならを付けた方が良いのですが、単身世帯の1Kなら不要かもしれません。

次に、企画段階で「優先順位を付けること」も重要です。
基本的に、建ててしまった後からでは追加ができない設備仕様は、企画段階で必ず盛り込み、後で追加ができる設備仕様は、言い方は極端かもしれませんが、企画段階ではとりあえず優先順位を低くしても構わないといえます。

後から追加ができないような仕様とは、上述した通り、専有部の「室内洗濯機置場」や「独立洗面台」、もしくは共用部の「エントランスのオートロック」や「宅配ボックス」といったスペースを必要とする設備仕様になりますから企画段階で必ず盛り込みます!

一方で「インターネット無料」や「高速インターネット(1Gbps以上)」「TVモニター付きインターホン」「備え付け照明」等は、建てた後からでも追加ができる設備ですね。
もちろんこれらも入居者ニーズが高い設備ですから最初から盛り込めれば良いのですが、例えば、企画段階で「予算が厳しいです!」といったことなら、とりあえずこれらの設備仕様は「その後設置を検討する...」というのも判断の一つになるというわけです。

まとめ

まとめ

以上、今回は、最新トレンドを反映した賃貸住宅の設備仕様について解説してみました。

土地オーナーにとって、賃貸住宅は今後何十年とお金を生む資産となるため、極力、現時点での最新トレンドを盛り込んで建てることが望ましいといえます。

また企画設計段階での注意点は、後から追加がしにくい仕様に関しては、企画段階でピックアップをした上で最初から設備仕様として取り入れることが重要です。

建築会社様と、賃貸住宅の設計や設備仕様をご相談されたり、決定するにあたり、この記事の内容をぜひ参考にして頂けたなら幸いです。

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この記事について

(記事企画)イエカレ編集部 (記事監修)竹内 英二
(竹内 英二プロフィール)
不動産鑑定事務所及び宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役。
大手ディベロッパーで不動産開発に長く従事してきたことから土地活用に関する知見が豊富。
保有資格は不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、中小企業診断士。大阪大学出身。

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