アパートの建築費は構造で変わる!? その目安と理由とは

「アパートの建築費」と言っても、その費用は構造によって大きく変わります。
アパートを運営するためには、初期投資であるこの建築費が非常に重要です。
ここでは代表的な3つの建て方それぞれの建築費について見ていきましょう。

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木造建築は手が出しやすい? 「こだわり」と「費用」

日本に昔からある「木造建築」によるアパートは、それほど費用がかさみません。
一般的に、木造でアパートを建てるとなると、その相場は1坪あたり55万円程度になると考えられています。その費用は、ほかの材料で作る場合に比べて20パーセント程度も安くなるのだとか。
どれくらいの広さにするかはそれぞれ異なりますが、120坪程度だと仮定した場合、単純計算で6600万円あれば建てられるということになります(実際にはここに諸経費や土地代が加わります。また、土地の代金は地域によって大きく異なります)。

ただ、「木造建築」と言っても、その種類はさまざまです。
たとえば、「木にこだわって最高級のアパートをつくりたい」「木の良さを生かした高グレードのものをつくりたい」ということになれば、場合によっては、ほかの構造よりずっと高くなる可能性もあります。
そのため、木造建築のアパートをつくろうと思うのであれば、「費用が安く済む方法」に注目するのか、それとも「木造であることを最大限押し出し、それにふさわしい高級木材を使用する方法」にするのか、最初の段階で決めておく必要があります。

木造建築もこだわりによって費用に幅が出るんですね。では次は鉄骨構造です。

では次は鉄骨構造です。 

アパートでなじみ深い「鉄骨構造」の建築費用は?

鉄骨構造は、ビルやアパートでよく見られるものです。比較的火災に強く、地震に対してもある程度の耐久性を誇ります。
この鉄骨構造は、大きく分けて、「軽量鉄骨」でつくったものと「重量鉄骨」でつくったものがあります。不動産屋によっては、前者の工法で建てられたものを「アパート」、後者の工法で建てられたものを「マンション」としています。
前者の場合は間取りがそれほど自由にならない代わりに建築費用が若干安く済み、後者の場合は建築費用がかさむものの自由度が高いことが魅力です。

このようなことから、「後者の方が地震などの災害に強い」と思われがちですが、実際には「建て方」によるところが大きいため、どちらの方がより強い・弱いということは言い切れません。
自分が建てようとしているアパートはどれくらいの強度なのか、どのようにして強度を出しているのかなどを、事前にしっかりと建築業者に確認し、納得のいくまで説明してもらうことが重要です。

建築費用については、上でも述べたように、多少のばらつきはあります。ただ、1つの相場としては1坪あたり85万円前後と言えるでしょう。

鉄骨構造の中でも2種類ありメリット・デメリットがそれぞれあるんですね。では最後にコンクリート構造です。

では最後にコンクリート構造です。

防音性の高いコンクリート利用の構造体について

ここから取り上げるのは、「コンクリート」を使ったものです。
これも、大きく分けて、「RC構造(鉄筋コンクリート)」と「SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)」の2つがあります。

これはしばしば「鉄骨構造」と間違って考えられがちですが、「コンクリート」を使っているということで異なります。鉄筋で構造をつくり、その中にコンクリートを入れて作るため、防音性が非常に高いことが魅力です。
後者の場合は、さらにここに鉄骨を組み合わせることによって耐久性を高めています。かなり大がかりな工事になるので、ある程度大規模な予算組みをできる人向きと言えるでしょう。また、このやり方の場合、強度が非常に高いため、いわゆる「高層階」があるアパート(マンション)などにもよく適応します。

建築費は、これもまた工法によって変わります。ただ、坪単価で考えた場合、前者は95万円程度、後者は100万円を超えることもあります。
「たった5万円しか坪単価が変わらないのか」と思われるかもしれませんが、アパートは一軒家とは違い、坪数が非常に多いもの。上でも挙げたように、120坪を例にとれば、建築費は600万円も変わってきます。



この記事のまとめ

【建築費の違いを知ろう!】
アパートは構造によって建築費が変わります。 ・木造…安い。坪単価は~60万円。ただし、木にこだわると高くつく。
・鉄骨・・・建てやすい。80万~85万円程度。
・コンクリート…90万円~。100万円を超えるケースもある。

アパートは建築方法によって、建築費用が大きく変動します。自分のポリシーや懐具合と相談して、相性のよい建築方法を模索しましょう。

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