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空き家の活用方法はこれで決まり!成功事例からみる空き家対策
この記事を読むのにかかる時間:5分
新しい空き家活用法の形。DIY型売却・賃貸ってなに!?
新しい空き家活用法の形?DIY型売却・賃貸が人気!
例えば、実家を相続したものの、そのまま空き家として放置していると、固定資産税や管理費などがかさみ、「保有期間が長くなればなるほど赤字が大きくなる」という事態に陥ってしまいます。
そこで、空き家を上手に活用する必要が出てくるのですが、その方法としてまず挙げられるのが、「売却」です。しかし、それを「賃貸」に出して家賃収入を得るという選択肢もあります。
建物が比較的新しく、需要が高い場合は、そのままの状態で売却・賃貸することができるでしょう。
また、建物が老朽化していたり傷んでいたりする場合は、リフォームやリノベーションをすることで買い手・借り手が見つかりやすくなります。
今は入居者がDIYする時代!?
確かに、リノベーションをすると、空き家を売却・賃貸しやすくなるかもしれません。
ただ、それによって利益が出るかどうかはまた別問題で、リノベーションをしたものの売却価格が予定よりも下がり、経費倒れになってしまった、という事態に陥る可能性もあります。
そこでおすすめしたいのが、「DIY型賃貸」という方法です。
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昨今のDIYブームにより、最近は自分でDIYをして家を好みの内装・外観にしたいと希望する人が増加しています。
一般的な賃貸物件では、入居者が自由に改良を加えることができませんから、
「えっ!」と思われる方もいると思いますが、これに対してDIY型賃貸では、入居者が物件の内装や外装を自由に改装することができます。
築年数が経過している物件や、リノベーションをしたくても費用的な問題のためできない物件を抱えている方は、DIY型賃貸という空き家活用方法を検討してみてはいかがでしょうか。
店舗・商業施設として活用する方法も!
店舗・商業施設として活用するのもおすすめ
空き家がある場所が駅から遠い場合や、大通りから離れている場合は、リノベーションをしたとしても購入者や入居者が見つかりにくい可能性があります。
そのような場合は、店舗や商業施設として活用してみてはいかがでしょうか。
最近は郊外の住宅地にある「隠れ家」的なお店がブームになっており、隠れ家カフェ・レストランを好む方の中には、わざわざ遠方まで出向いてランチやディナーをしたり、女子会をしたりする人もいます。居住用としては使いにくいような物件でも、店舗・商業施設としてなら活用できる可能性があります。
具体的には、
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・レストラン
・カフェ
・雑貨店
・エステサロン
・ネイルサロン
・整体院
といったところからの需要が見込まれています。所有している空き家に以下のような特徴がある方は、物件を店舗や商業施設として活用する方法を検討してみてはいかがでしょうか。
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・空き家が住宅街にあり、近隣住民の来店が期待できる
・観光客の来店が見込める環境にある
・敷地面積にある程度の余裕があり、駐車スペースをつくることができる
・周囲に緑が多く、「隠れ家的」店舗として活用できる環境にある
短期間の空き家対策にはこんな方法が!
短期間の空き家対策なら留守宅管理が便利!
数年間の出張など、短い期間だけ家を空けるという場合、特別な対策をせずそのまま放置してしまいがちです。
しかし、たとえ短い期間でも空き家を放置していると、以下のようなことが起こる可能性があります。
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・密閉状態にされる期間が長くなることで、カビが繁殖したり、悪臭が発生したりする
・雑草が生い茂り、虫が発生しやすくなる
・空き巣などの犯罪被害に遭う可能性がある
期間限定の空き家活用!留守宅管理とは?
そこでおすすめしたいのが、「留守宅管理」です。
これは、家を留守にする間に限定して空き家を賃貸するシステムで、入居者の募集や入居管理、明渡しの手続きなど、すべてを不動産会社に任せることができます。
一般的な賃貸契約は長期間の入居を前提としていますが、留守宅管理は賃貸期間をあらかじめ設定できるため、短期間の空き家活用に適しています。
さらに、不動産会社によっては、以下のような保証を受けられることもあります。
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・入居者が家賃を滞納した場合の家賃滞納保証
・一定限度額内の設備無料メンテナンスサービス
・明渡保証(指定期日までに明渡しができない場合、保証料が支払われる)
「留守宅管理」が向いているのは、以下のような物件をお持ちの方です。
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・家を空ける期間が短く、一般的な賃貸をするほどでもない
・数年後には自分たちが住む予定だが、物件が遠方にあるため今は自力で管理することができない
この記事のまとめ
【物件の状態とニーズに合わせた空き家対策をしよう】
空き家を活用するには、さまざまな方法があります。
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・築年数が経過している空き家は、DIY賃貸として活用する
・居住用としては使いにくくても、店舗や商業施設としてなら使える可能性がある
・短期間の空き家対策には、留守宅管理がおすすめ
空き家対策をどうするのかは、物件の状態や時代のニーズ、トレンドなど、さまざまなことを考えて慎重に検討することが大切です。
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