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【イエカレ】民泊経営は儲かる?メリット・デメリットと失敗しない始め方を解説
この記事を読むのにかかる時間:5分
※本記事の内容は執筆時点の情報に基づいています。
民泊経営に関する最新の制度・法規制については、厚生労働省が公開している
「民泊サービスと旅館業法に関するQ&A」
をご確認ください。
最新情報を把握することで、安心して民泊経営を始められます。
民泊ってどういうもの?
民泊ってどういうもの?
民泊とは、ホテルや旅館といった宿泊施設ではなく、民家に泊まる形態のことを言います。
身近な例では、旅行に行った際に親戚の家に泊まる、出張の際に友人の家に泊まる、といったものも民泊にあたります。
かつての「民泊」というと、無償あるいはわずかな謝礼で民家に宿泊するものが主流でしたが、最近はこれをビジネスとしてとらえ、他人を有償で宿泊させるケースが増加しています。
2008年にはアメリカで部屋を貸したい人と借りたい人をマッチングする「Airbnb」というサービスが誕生し、日本でも関心を持つ人が増加する傾向にあります。
また、政府は2020年までに外国人旅行者数を年間2,500万人まで増やそうとしていますが、日本にはこれだけの旅行者を受け入れるだけの宿泊施設がありません。
そのため、政府としても民泊を推進し、外国人旅行者が宿泊できる施設を確保しようとしているのです。
実際、2017年の通常国会には、民泊に関するルールを定めた「民泊新法」が提出される予定になっています。
このような状況から、不動産所有者の中には、民泊を大きなビジネスチャンスとして捉えている人も多いようです。
では、民泊に参入することにはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
民泊のメリットってどんなものがあるのでしょうか!
民泊にはどのようなメリットがあるのか
空き家・空き部屋を活用することができる
民泊のメリットとしては、まず空き家や空き部屋を有効に活用できるという点が挙げられます。
不動産所有者の中には、使っていない家や部屋があっても借り手や買い手が見つからず、管理費用がかさんで困っている方が少なくありません。
その点、民泊であれば、不動産売買や賃貸借をするよりも利用者が見つかりやすく、空き家や空き部屋を上手く活用できる可能性があるのです。
設備投資にお金がかからない
旅館や民宿を始める場合、宿泊施設の建築から始まり、消防設備の整備やフロントの設置など、設備投資に多大な費用がかかります。
これに対して民泊は、あくまでも「民家に宿泊する」というスタイルなので、家の中を綺麗に掃除したり、ベッドやテーブルなど利用者が快適に過ごせるための最低限の家具を揃えたりするだけで始めることができます。
利用者との交流を楽しめる
民泊には、利用者との交流を楽しむことができるというメリットもあります。
民泊の利用者には外国人も多く、話をしたりすることで異文化に触れるなど、貴重な体験をすることもできます。
民泊のデメリットにはどんあものがあるのでしょうか。
民泊にはどのようなデメリットがあるのか
手軽に始められ、空き家・空き部屋を上手く活用することができる民泊ですが、メリットだけではなく以下のようなデメリットもあります。
部屋を汚されたり設備を壊されたりする可能性がある
民泊の利用者は、部屋を綺麗に使ってくれる人だけとは限りません。
・部屋に大量のごみが散乱していた
・トイレの使い方が理解できなかったのか、激しく汚れていた
・備え付けの家具が壊されていた
といったように、部屋の利用方法に関するトラブルが起こるケースは決して珍しくないようです。
集合住宅の場合は苦情が出る可能性がある
民泊は不特定多数の方が利用するものであり、マンションなど集合住宅の一室を民泊として活用するとなると、そこにさまざまな人が入れ代わり立ち代わり出入りすることになります。
また、民泊利用者の中には数日にわたって宿泊する人も多く、共用施設の使い方やゴミ出しなど集合住宅のルールがきちんと守られないこともあるでしょう。
このようなトラブルが増加すると、近隣住民から苦情が出て、最悪の場合は民泊を運営できなくなる可能性もあります。
この記事のまとめ
【民泊にはメリットとデメリットの両方がある】
以上のように民泊には、
・手軽に始められる
・空き家や空き部屋を上手く活用できる
というメリットがある反面、
・部屋が汚されたり壊されたりする可能性がある
・近隣住民から苦情が出る可能性がある
というデメリットもあります。
民泊経営は収益チャンスがある一方で、運営管理や法規制などのリスクも無視できません。大切なのは、事前に正しい知識を得て、自分に合った運営方法を選ぶことです。
「実際にどのくらい収益が見込めるのか?」「他の不動産活用と比較してどうか?」を知りたい方は、複数社の資料を取り寄せて比較するのが一番の近道です。ぜひ無料の一括資料請求を活用し、後悔しない民泊経営の準備を進めてください。
【初回公開日2017年4月26日】
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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