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【イエカレ】マンションの売り時の条件とタイミング|有利な相場を捉えるポイントとは
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相場から考えるマンションの売却
マンションの売却を考えた時、一体いくらで売ることができるのか?
売却の相場はとても気になる所でしょう。
投資目的のマンションであれば、尚更でしょうが、必要に迫らせて住み替えをする場合であっても、より有利な相場で売り抜けたいと思うのは、誰もが同じだと思います。
マンションの相場を決めているポイントは、立地条件、築年数、間取りなど様々な要因がありますが、売り時、買い時などその季節要因も大きいものです。
マンション売却の時期を選ぶことができる状況であれば、有利な時に売却すべきです。
マンションを売却する相場の情報を得る方法1
一番手っ取り早く、マンションの売却に関する相場をキャッチできるのは、投函されるチラシです。
賃貸に限らず、最近は分譲マンションにもチラシが投函されますので、いつ、どの時期にチラシが増えるのか?
1カ月の間でも多い時期、少ない時期が分かりますので、多くなると相場が熱してきていることが分かります。
興味がない人にとっては、マンションを売却するチラシは迷惑なだけですが、相場を知りたい方にとっては有益な情報源です。
ゴミ箱直行ではなく、枚数を数える所から始めてみましょう。
マンションの売却相場をチラシから探る
マンションを売却する流れを見てみます。
まず、売りたい方は、不動産仲介業者を訪れて、登録を依頼します。
仲介業者は、自社の情報網の中から、すでに問い合わせをもらっている購入希望者(顧客)へ情報提供をします。
その次に、売却するマンションの近隣にポスティングをして反応を探ってから、新聞やネット、情報誌へと拡散していきます。
各過程で相場の確認も入り、反応が薄い場合は売却の価格を下げて対応していきます。
仲介業者としても、販促媒体に経費をかけて掲載することで経費が掛かり、利益が薄くなってしまいますので、相場を見極めながら、できる限り費用対効果に見合った形で効率良くマンションを売却して、できる限り利益を大きく取りたいわけです。
チラシからネットへと情報が拡散され始めた場合は、相場よりも下回った価格設定だと推測ができます。
マンションの売却で情報誌やネットから相場を見る
マンションの売却情報は、駅やコンビニにあるフリーペーパーでも得ることができます。
チラシの場合は、売却のマンションがあるその周辺にのみ配布されるので、非常に狭い地域でしか見ることができません。
しかし情報誌やネットの場合は、もう少し大きなエリアで相場観を見ることができますので、行政区別や路線別などで相場の情報を得ることができます。
気を付けておきたいのが、既にチラシで一度売却を周知されている物件であるということ。
一度価格が下がっている可能性もありますし、ネットで情報がでていてもチラシで既に売却が決まっているケースもあります。
チラシでチェックした物件がネットや情報誌で見つけることができたら、チラシの売却価格とネットの価格を比較してみましょう。
マンションの売却価格が違っていたら、それは相場の幅であると考えられます。
マンションを売却する相場は見積もり依頼する
エリアや物件の状況から相場を想定する経験を積んできたら、一度売却の見積もりを依頼してみます。
マンションの売却を専門に扱っている仲介業者などは、ネットから見積もり依頼をすることができますので、査定情報は活用しておきたいもの。
各仲介業者はマンションの地域、築年数などから売却に成功した相場を知っていますので、成功事例と照らし合わせながら見積もりを作成します。
ネットだからと言ってすぐに回答が来ないケースも多いので、焦らず待ちましょう。
マンションを売るだけではなく、どのような条件で売却が成功したのか?その成功事例の情報を得ることが何よりも大切になってきます。
マンションの売却は相場とトレンドを抑える
マンションの売却で相場を見ること、売りたい価格と売れる価格の差をどう考えるかをしっかり判断したい所ですが、トレンドも見極める必要があります。
・今は買いのトレンドが強い時なのか?
・停滞している時期なのか?
その波によって、実はマンションを売却する相場も大きく変わってきます。
トレンドが停滞している時期は、どうしても価格が下がりますし、仲介業者も広告費が嵩み、利益の薄い仕事なってはモチベーションも下降気味になるのは否めません。
そうなると、当然いい結果にはなりません。
相場を見ることと、売り時のトレンドを見つけること、この2つがマンションの売却を成功させるポイントです。
この記事のまとめ
このように、マンションの売却は適正価格だけを見つけてもなかなか成功しないことがあります。
買いたいという人が大勢いる時、つまり需要が高まる時期の方が、競合し条件も好転していくことは明白です。
今は売りなのか?買いなのか?マンションの売却を考えた時、相場を感じながら、経年の状況を分析しつつ、売却時期を見極める。
マンションの売却は、ぜひ長期戦で取り組みたいものですね。
【初回公開日2016年10月16日】
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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