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【イエカレ】予想しにくい不動産売却時の相場の調べ方|簡単に価格相場が調べられる方法
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売却額が決まる要因とは?
戸建てであれば間取りや築年数、さらに土地の形や面積などが同じ物件は一つとしてなく、また、マンションなどの集合住宅でも階数やリフォーム状況により売却価格が大きく異なります。
そのため、不動産売却を考える際には、売却価格が決まる理由を知っておかなければ適切な価格を判断することが出来ません。
不動産の売却額が決まる要因は、主に家の広さと立地、そして築年数です。
当然広ければ広いほど高い売却価格が期待でき、また駅に近く通勤に便利だったり、小学校や中学校まで徒歩で行ける距離に位置していればファミリー層の人気が高いため売却額が高くなる傾向にあります。築年数は浅ければ浅いほど良いのが一般的な市場動向です。
国土交通省の不動産取引価格情報
不動産売却時に、周辺地域の物件がいくらで取引されているのかを調べることが出来ます。
国土交通省が運営している「土地総合情報システム」は、不動産相場を調べる方法として非常に便利な使い方が出来ます。
「土地総合情報システム」は実際に取引された物件の売買価格が掲載されているため、その土地の売買相場を知ることが出来るのです。調べ方も様々な条件を指定でき、都道府県単位だけでなく市区町村や地区名単位という細かい範囲で検索することが可能で、駅からの距離や築年数、広さといった幅広い情報が記載されているため、売却したい不動産に近い物件を見つけることができます。
もし不動産を売却することを検討する際は、この「土地総合情報システム」で相場を調べてみると、売却価格のおおまかな目安を知ることが出来ます。
相場を調べておくことの重要性。不動産会社ごとに違う査定価格
不動産の売却を実行するときには、不動産会社に依頼して査定を行います。
しかし、この査定金額が不動産会社によって大きく異なるのです。査定金額が異なる理由は複数ありますが、最も大きな理由は不動産会社の顧客状況です。
不動産会社の売却物件に対する役割りは、売り主と買い主の間に入って売買契約を成立させる「仲介」と、不動産会社自身が物件を買い取る「買取」のどちらかです。
どちらの役割を担うにしろ、不動産会社は物件をなるべく早く顧客に引き渡す必要があるのです。そのため、査定時に査定を依頼された物件を気に入る顧客がいるかどうかを判断し、顧客の目星が付けば高めの査定額を提示して取引を進めようとするのです。この方針は「買取」の際により顕著になります。
しかし、実際の不動産の売却価格は売り主と買い主の合意によって決まるので、自分で相場を調べておくことがそこで効果を発揮します。相場を調べた上で自分の目標額を決めておけば不当に安く買われることを防げるわけです。
以上、売却額が決まる要因、売買価格の相場を調べる方法、そして不動産会社によって査定額が変わる理由の3つについて簡潔に解説しました。知識として知っておいて頂ければと思います。
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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