【イエカレ】相場より高く売るために必要なこと｜戸建ての売却相場が変わる条件を解説

戸建てを売る相場を掴むには見積もりが大切

戸建て物件を売る時は、不動産業者に査定をしてもらう所から始まりそうですが、最初にやるべきことは、査定依頼をしようと思っている不動産業者が出している物件情報を把握することです。

その不動産業者によって強みも変わります。
その不動産業者は何が強いのか？

場所（販売地域）？売り方？戸建て？マンション？どれなのか？・・・いろいろあります。
会社によって違う強みをまずはしっかり把握しましょう。

戸建て物件は査定も様々。売る相場の幅を知る

戸建て物件を売る場合は、複数の不動産会社から見積もりを取得することを強くお勧めします。

複数社から査定を取ればすぐに分かります。会社によって見方も様々で「この見立ての違いはどこから来るのか？」と思うはずです...。 実はその違いは、その不動産会社が「抱えている見込み客」によって変わってくるのです。

戸建てを買いたい人がいて、売りたい人がいることで、不動産会社は手数料収入を得て、それを生業としています。

売る場合の相場も、把握しているお客様の購入希望金額と照らし合わせながら、見積もりを出してくる場合があることを理解しておくと、交渉がしやすくなると思います。

戸建てを売る相場は季節によっても変わる！

見込み客がいるかどうかで見積もりも変わると書きましたが、戸建てを売る相場は季節によっても変動します。 戸建てに限らずマンションも季節変動がありますが、この戸建てとマンションの中古物件の相場は同じような動きをしているようです。

戸建て物件の相場が上がるのは、1～3月、9月～11月と言われており、購入希望者の動きも活発な時期となります。 このタイミングで売りに出すことができれば、お客様が沢山いますので高値での取引成立に期待が膨らみますね。

戸建ての相場に影響が大きいのが売る物件の立地条件

戸建ての物件は土地も資産として付いてくることが多いので、相場は立地条件に大きく左右されます。 マンションも立地の影響を受けますが、戸建てよりも比較的条件の良い場所にあることが多いので、マンションの場合は立地よりも実は間取りに影響されると言われています。

戸建てを売る時、相場を調べるなら間取りや築年数よりも、同じ地域ではどの程度で売りに出ているのか？立地条件に絞って相場を把握することが大切です。 例えば、間取りや築年数よりも、学校はどの学区に入るのか？といったことです。小学校の学区によって相場も変わるものなのです。

戸建てを売る相場から選ぶ不動産会社

相場を把握して、見積もりも揃ってきた段階で、どの会社に依頼するかを決めていきます。 複数の会社の売買情報を把握することをお勧めしましたが、ここでその成果が発揮されます。

一番は地域としての強さ、そして戸建てを売ることが強い会社。 この2つの強みを持っている所に依頼しましょう。

大切な資産を売るパートナーですから、しっかり判断したいものです。 ネット経由で見積もりを依頼する方も多いと思いますが、戸建てなら売る状態をしっかり見に来て判断してくれること、キチンと根拠を示して相場よりも高めの見積もりを出してくれる所がいいですね。

戸建てを売る時、相場よりも低かったら？

もしも、相場よりも低い査定が出たら？そんな時は、まずは率直に聞いてみましょう。 築年数が、間取りが、場所が、色々な言い訳を聞くことになるとは思いますが、最終的には明確な答えをしてくれる会社が信頼できます。

1割程度高く売りたいなら、査定で引っ掛かるポイントを教えてもらいます。

立地や築年数はどうすることもできませんが、必要と判断した修繕やリフォーム、特に清掃など、メンテナンス対応できることなら積極的に検討をしましょう。 戸建てを売るなら、相場よりも高くしたいもの。

パートナーを決めてから、高くするための努力を一緒にやっていくことがベターです。

この記事のまとめ

戸建てを手放すのは勇気と決断が必要です。 だからこそ、パートナーにも理解してもらった上で「戸建てを売る作業」を一緒にやっていって欲しいと思います。

相場よりも高く売ることができたら、双方にとってメリットがありますし、購入していただいたお客様にもきっと同じ満足感を提供できるのではないでしょうか？

どうでもいい売り方をしてしまえば、きっとどうでもいい購入希望者が現れてしまうものです。 真剣に向き合えるパートナーを見つけることが、相場よりも高く売る一番のポイントなのです。