【イエカレ】不動産が早く売れる!効果的な値下げのタイミングと成功する売却戦略


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このコラムのポイント

不動産を売り出してもなかなか売れないとき、その原因の多くは「価格設定のズレ」にあります。
もちろん1円でも高く売りたいという気持ちは自然ですが、適正価格から乖離した物件は売れ残るリスクが高まります。

本コラムでは、売却が停滞している場合に見直すべきポイントと、即効性が期待できる価格調整のタイミングや幅の目安を具体的に解説。
単に価格を下げるのではなく、「効果的に売るための値下げ戦略」がわかります。


販売価格を変更するとき

不動産売却をする際、ニーズのミスマッチなどでなかなか売却できないといったことがよく見られます。1円でも高く売れることに越したことはないですが、さすがに売れなければ意味がありません。

例えば、賃貸物件でしたら、敷金礼金を無しにしたり、部屋をリフォームしたり、こうしたことで付加価値を付けて、お客さんを引き付けるといったことが可能になります。
しかし、不動産売却となると、なかなかそれだけでは厳しいと言えます。ではどうすればいいのでしょうか?即効性があるやり方としては、販売価格の変更です。
今まで高めに設定していたので、これを機会に下げるということが価格の効果的な施策として有効かもしれません。

しかしながら、ただ価格だけを下げて、それですぐに買い手がついて売却できるというものでもありません。
値下げをするにあたっては、効果的な下げ方もあれば、そうでない下げ方があるのです。

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「なかなか売れない…」そんなとき、本当に価格を下げるしかないのでしょうか?
実は、売却だけでなく“賃貸”という選択肢を視野に入れることで、より納得感のある判断ができる場合もあります。今すぐ売るか、貸して運用するか?複数企業の提案を無料で比較できるサービスをご活用ください。

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小刻みな値下げ交渉

効果的ではない下げ方の代表例が、小刻みに金額を変更するやり方です。

例えば、4,980万円の物件があったと仮定します。
来月は4,900万、その翌月は4,800万、以降、売却が成立するまで50万円ずつ下げていくという「売れるまで何度も少しずつ価格を下げていくやり方」があります。

不動産に関するWebサイトなどで、物件に関する登録情報がその都度更新されるため、何か月前から掲載されていたのに、 あたかも新着物件かのように扱われることになり、より多くの人の目に触れさせることで、売却につなげようという思惑があります。

ただ残念なことに、こういう動きに関して、消費者は大変敏感です。買い手である消費者からすれば、1円でも安く不動産を購入したいと考えますから、 毎月のように値下げが行われれば、当然その動向は確認します。小刻みに値下げしても、その効果は乏しいというのが現状です。

不動産会社とのやり取り

不動産売却における効果的な値下げのやり方は、一気に価格を下げることです。
上記で「小刻みな値下げは効果がない」と書きましたが、効果があるのは、一度に価格を引き下げることです。これは大変効果があり、インパクトも絶大です。
その値下げも、1回だけにすることが大きなインパクトに寄与します。

値下げ交渉というものは、不動産会社とのやり取りで行われます。
小刻みな値下げでは「1円でも多く売りたいけど、とりあえず様子見で値下げしよう」という気持ちを見透かされるため、到底買われることはありません。
最も大事なポイントは「相場やニーズをきっちりと把握した上で、この金額が売却におけるギリギリのラインだ!」と不動産会社が見極めた上で一気に値下げをすることです。やはりその効果は絶大だと実感するはずです。

こうした交渉をする際も、売り手である人も周辺の動向をチェックしたうえでその話し合いに参加しましょう。全てを不動産会社の言う通りにしてはいけません。

以上、物件を売りに出した際に考える「不動産売却価格の効果的な下げ方」についてお伝えしました。
参考にしていただければ幸いです。

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価格を下げる判断は、精神的にも経済的にも簡単ではありません。
そんな時こそ「他の不動産活用方法がないか?」という視点を取り入れてみてはいかがでしょうか?実際に、「賃貸に出して家賃収入を得ながら売却のタイミングをうかがう」など、柔軟な活用を提案してくれる企業もあります。

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