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不動産売却価格の効果的な下げ方とは?
不動産売却をする際、ニーズのミスマッチなどでなかなか売却ができないといったことがよく見られます。1円でも高く売れることに越したことはないですが、売れなければ意味がありません。即効性があるやり方、効果的なやり方を検証しました。
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販売価格を変更するとき
不動産売却をする際、ニーズのミスマッチなどでなかなか売却できないといったことがよく見られます。1円でも高く売れることに越したことはないですが、売れなければ意味がありません。
例えば、賃貸物件でしたら、敷金礼金を無しにしたり、部屋をリフォームしたり、こうしたことで付加価値を付けて、お客さんを引き付けるといったことが可能になります。
しかし、不動産売却となると、なかなかそれだけでは厳しいと言えます。ではどうすればいいのでしょうか?即効性があるやり方としては、販売価格の変更です。
今まで高めに設定していたので、これを機会に下げるということが価格の効果的な施策として有効かもしれません。
しかしながら、ただ価格を下げて、それで売却できるというものでもありません。
値下げをするにあたり、効果的に見える下げ方もあれば、そうでない下げ方があるのです。
小刻みな値下げ交渉
効果的ではない下げ方の代表例が、小刻みに金額を変更するやり方です。
例えば、4,980万円の物件があったと仮定します。
来月は4,900万、その翌月は4,800万、以降、売却が成立するまで50万円ずつ下げていくという「売れるまで何度も少しずつ価格を下げていくやり方」があります。
不動産に関するWebサイトなどで、物件に関する登録情報がその都度更新されるため、何か月前から掲載されていたのに、
あたかも新着物件かのように扱われることになり、より多くの人の目に触れさせることで、売却につなげようという思惑があります。
ただ残念なことに、こういう動きに関して、消費者は大変敏感です。買い手である消費者からすれば、1円でも安く不動産を購入したいと考えますから、
毎月のように値下げが行われれば、当然その動向は確認します。小刻みに値下げしても、その効果は乏しいというのが現状です。
不動産会社とのやり取り
不動産売却における効果的な値下げのやり方は、一気に価格を下げることです。
上記で「小刻みな値下げは効果がない」と書きましたが、効果があるのは、一度に価格を引き下げることです。これは大変効果があり、インパクトも絶大です。
その値下げも、1回だけにすることが大きなインパクトに寄与します。
値下げ交渉というものは、不動産会社とのやり取りで行われます。
小刻みな値下げでは「1円でも多く売りたいけど、とりあえず様子見で値下げしよう」という気持ちを見透かされるため、到底買われることはありません。
最も大事なポイントは「相場やニーズをきっちりと把握した上で、この金額が売却におけるギリギリのラインだ!」と不動産会社が見極めた上で一気に値下げをすることです。その効果は絶大です。
こうした交渉をする際も、売り手である人も周辺の動向をチェックしたうえでその話し合いに参加しましょう。全てを不動産会社の言う通りにしてはいけません。
以上、物件を売りに出した際に考える「不動産売却価格の効果的な下げ方」について見てみました。
参考にしていただければ幸いです。
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