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【イエカレ】不動産売却の査定から成約までの流れ|注意が必要なポイントなど分かりやすく紹介
この記事を読むのにかかる時間:5分
大前提!!査定を始める前に現状を把握しましょう!!
一戸建てやマンションなど不動産を売却するにも、目的やその物件の状況、周辺環境など様々です。
目的や物件の状況や周辺環境によって適した不動産会社や契約形態が変わってくることもあります。
また査定から成約までの流れの中で、査定は一番難しく複雑な所ですので現状や目的を明確にすることから始めましょう。
まずは、
いつまでに売却ができればいいのか?査定から成約までの流れを計画に落とし込み、日付をつけて具体化させていきます。
次に査定を受ける前に、物件の状況確認をしましょう。特にローンの残債については抵当権の問題もあるので確認が必要です。
査定から成約までの流れの中で、ローンがある場合は、査定を受けるに金融関係の方に確認してもらうことをお勧めします。
準備が出来たら査定依頼から始めましょう
最初の山場は売却価格査定です!
査定から成約までの流れで最初の山場となるのが、価格査定です。
この価格査定には、以下2種類の方法があります。
■簡易査定
簡易査定とは業者が現場を見ずに査定をするものです。
「物件の種別」「所在地」「広さや間取り」「築年数」と過去の事例を基に概算で算出します。
■訪問査定
訪問査定は不動産業者が現地を拝見し、実地調査をおこなった上で価格を査定します。
簡易査定よりも正確な査定が可能になります。
訪問査定で考慮されるポイントとしては
・最寄駅からの時間や道のりの環境
・近隣のスーパーや公園の有無などの利便性
・建物の内外の状態
・一戸建ての場合は接道状況(間口、道路幅員、公道・私道の区別等)
などになります。
査定価格についての注意点ですが、
査定金額とは「この価格なら売れる」と業者が判断した価格を言いますので、必ずしもその価格で売りに出さなければいけない、という事ではありません。
査定から成約までの流れを掴みつつ、査定価格に対してはしっかりと自分の意見を持ちましょう。
次は契約です!契約の種類は様々ですのでしっかり覚えましょう。
次は媒介契約です。契約の種類は3つありますので覚えておきましょう!
査定から成約までの流れで、納得できた査定額を提案してくれた所、対応に信頼感が持てた不動産会社を媒介契約を結びます。
その媒介契約の種類は3つ。
「専属専任媒介契約」「専任媒介契約」「一般媒介契約」です。
■専属専任媒介契約
専属専任媒介契約は他の不動産会社と重複して契約できませんが、報告と指定流通機構への登録が義務で早期売却の可能性が高まります。
■専任媒介契約
専任媒介契約とは専属専任媒介契約とほとんど変わりませんが、自分で見つけた相手(親戚や知人など)と不動産業者を通さず契約することができます。
■一般媒介契約
一般媒介契約は重複して売却依頼が可能ですので、広く周知することは可能ですが報告義務がないため、販促活動の頻度は下がります。
このそれぞれの契約についてきちんと理解して自分に合った契約形態を選びましょう。
契約がすんだら売却開始!!
不動産業者と契約形態が決まったらいよいよ売却活動です!
不動産の査定から成約までの流れの中で、媒介契約の種類を選んで不動産会社と契約を交わしたとしましょう。
その後、不動産会社はどのように売却活動を行うのでしょうか?
・各不動産会社で開設しているホームページへの情報アップ
・不動産売却の情報が集約されているポータルサイトへの情報アップ
・不動産情報誌、広告の掲載、ポスティング、店頭広告など。
・専属専任、専任媒介契約の場合は、指定流通機構(レインズ)への登録
・条件が許されるのであれば、オープンハウスも行います。
査定から成約までの流れの中で、売却への手ごたえが具体的に見えてくる頃です。
次は大詰めです。購入希望者との交渉になります!
いよいよ大詰め!購入希望者との交渉
不動産会社に問い合わせの連絡が入ったら、価格、支払い、引き渡しなどの条件交渉が始まります。
売主は定時された条件を見て交渉が始まります。
交渉そのものは、不動産会社が代行してくれますが、双方の条件をすり合わせて合意へと進めます。
査定から成約までの第3ステージでの大切なポイントは、不動産会社とよくコミュニケーションをとることです。
自分よがりで条件を厳しくしたり、もっと高値を希望したりするのは避けましょう。
査定から成約までの流れの中で、不動産会社でも伝える情報べき情報は選別してきているはずです。
全体的な反応から、まだいけるのか?限界なのか?
査定から成約までの流れを俯瞰しながら、交渉の感触もよく確認をしておきましょう。
査定から成約までの流れ、ラストは契約です!
査定から成約までの流れで、最後の段階が契約です。
契約時に必要なものは不動産会社からも説明がありますが、契約手続きに漏れがあると迷惑をかけてしまいますので、自分でも一度確認してください。
査定から成約までの流れで、最後に来る契約に必要なものは以下となります。
・手付け金の領収書
・印紙
・実印、認印
・仲介手数料(支払方法の確認)
・本人確認書類
不動産は一生に一度の買い物と言われています。
最近は複数回の売買を経験されている方も多いようですが、やはり多くは一度きりの経験が多いようです。
その経験を良いものとするために、お互いにとってWIN-WINであるようにするためにも、売主がしっかり査定から成約までの流れを把握し、不動産会社に頼りきりになることなく、把握することに努めることが成功のポイントです。
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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