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スムーズに売却依頼をする4つのポイント!
不動産売却を仲介会社に依頼する場合「どんな流れで」「何に気を付けて」依頼をすればいいのでしょうか。 ここでは取引の流れをもとにして、注意したいポイントをまとめました。これを読めば、不動産会社に売却を依頼するときのコツがしっかりわかります。
この記事を読むのにかかる時間:5分
まずはしっかり不動産会社を調べよう!
不動産会社に売却を依頼するには、やはり不動産会社のことを知らなくてはいけません。
不動産会社は、買主と売主の間に立って、契約などの面倒な手続きをサポートしてくれます。 関係を図に表すと、このようになります。

つまり、一般の人には難しい手続きを全部お任せできるのです。
それだけに、不動産会社を選ぶにあたっては、事前の下調べが重要であるのは言うまでもありません。
一概に不動産会社といっても、様々な会社があります。
全国に支店を構えている大手の会社は、強固なネットワークを築いているので、情報量や取引事例の量で有利です。
一方で、地元で長年営業している中小の会社でも、地元ならではの事情や商慣習に通じている場合が多く、うまくいけば実りのある取引をすることもできます。
大手だからいい、中小だからダメ、というわけでもないのです。 不動産会社に売却を依頼するには、やはり不動産会社のことについてよく調べる必要はあるでしょう。
焦って一つの会社に決める前に、情報収集をするようにしてください。
次は不動産売却会社の選び方です!

不動産会社について調べ終えたら自分に合った会社を選びましょう。
不動産会社について調べたら、次は選ぶ段階に入ります。
不動産会社は具体的には、次のことをしてくれます。
1)物件価格の査定・売り出し価格の決定
不動産会社が売却価格を査定し、売り出し価格を売主と協議の上決定する。
2)販売活動
一定の物件調査をおこなった上で、広告宣伝費、指定流通機構への登録、自社顧客への紹介などにより購入希望者を探す
3)購入希望者との条件交渉
売買価格やその他の条件について購入希望者との間にたって調整・交渉をおこなう。
4)買主への物件説明(重要事項説明)
法律上の義務である買主への重要事項説明をおこなう(物件説明を十分におこなうことでトラブルを防止する)
5)売買契約の締結
売買契約書の作成と手続きをサポートする(買主に対しては住宅ローンの申し込みの助言)
6)物件の引き渡し
現地立会いによる確認、引き渡し手続きをサポートする。
※ここで挙げたサービスは、一般的に不動産会社に売買仲介を依頼した場合に受けられる主なものです。実際には不動産会社によって実施してるサービス内容が異なる場合もありますので、ご自身でサービス内容を確認し、依頼してください。
これらの一連の業務を一般の人が円滑にこなすのは、まず不可能です。
不動産会社に払う仲介手数料は、業務の代行料として考えておくといいでしょう。
しかし、仲介手数料だって安いものではありません。
「本当にこの不動産会社に仲介手数料を払う価値があるかどうか」について、シビアになる必要があります。
担当者の応対、フォロー体制も含め、情報をしっかり吟味しましょう。
不動産会社について調べたら査定を依頼します。

不動産会社を選んだら査定を依頼します!
不動産会社を選んだら、次のステップに移りましょう。
実際に不動産会社に売却を依頼するには、査定してもらわなくてはいけません。
つまり、不動産の値段を判定してもらうのです。
査定には、大まかに分けて次の2つがあります。
■簡易査定(机上査定):
近隣の物件の取引事例や公的な価格情報等、データから算出した理論値に基づく簡単な査定です。
最初にこれを行い、おおむねの相場を把握します。
■詳細査定(訪問査定):
物件の状態を実際に目で見て確認するとともに、法務局、役所等で登記簿、物件への法規制、インフラの整備状況なども踏まえたうえで行われる詳細な査定です。
実際に売り出し価格を決定するために行われます。
では、査定はどう依頼すればいいのでしょうか?
ポイントは、一つの会社で決めてしまわないことです。
不動産会社にもそれぞれ特徴があり、独自の視点で査定を行います。
同じ物件でも、査定価格が全く違うという場合もあるので、複数の会社に依頼したほうが有利でしょう。
でも、不動産会社をどう選んでいいかわからない場合は、一括査定サイトを使うのもおすすめです。
これなら、家に居ながらにして不動産会社をある程度選べます。
最後はいよいよ不動産会社との契約です。

査定価格にも納得がいったら不動産会社と契約します!
賃不動産会社に売却を依頼するには、媒介契約によるのが一般的です。
ここで、媒介契約の種類について説明します。
■専属専任媒介契約:
仲介を1社の不動産会社のみに依頼する契約です。
他の不動産会社に同時に仲介を依頼することはできません。自分で見つけてきた相手方(親戚、知人等)がいる場合でも、依頼した不動産会社を通じて取引しなくてはいけません。
■専任媒介契約:
他の不動産会社に同時に依頼できないのは専属専任媒介契約と同じです。しかし、自分で見つけてきた相手方がいた場合、不動産会社を通す必要はありません。
■一般媒介契約:
複数の不動産会社に同時並行で仲介を依頼できます。自分で見つけてきた相手方とも、不動産会社を通すことなく契約できます。不動産会社に売却を依頼するには、このうちのどの契約形態をとるかどうかを考えなくてはいけません。自分のニーズに応じ、最適な契約を選びましょう。
この記事のまとめ
不動産会社に家の売却を依頼するには?
という疑問を、ポイントを押さえて解説してみました。
やはり、知識をもってことに臨むのとそうでないのとでは大きな差があります。
納得のいく結果を得るためにも、しっかり情報収集をするようにしてください。
インターネット上の情報のみならず、オンラインや対面で情報を仕入れることも大事にしましょう。
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