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【イエカレ】家を貸すとき・借りるときの注意点|リロケーションに関する基礎的な知識とそのノウハウを紹介
この記事を読むのにかかる時間:5分
リロケーションとはどういうもの?
リロケーション(Relocation)は英語で移転という意味です。
日本国内の不動産の用語としては、転勤するなど長期的に持ち家を空き家にする人が、決められた期間の間、貸し出すことです。
日本では例え海外赴任でも、自宅を売却することはあまりありません。
この留守の間を、リロケーション会社に管理業務を任せて家賃収入を得ようというわけです。
また、入居者が入るので空き家状態を防ぐことが出来ます。
リロケーション会社は不動産会社が請け負っている場合が多いです。
貸出期間はあらかじめ決めておくので、転勤先から返ってくるのがいつ頃かわかっていれば利用してみてもいいかもしれません。
なお、外国では意味が違っていて、転勤に関する様々な手続きなどを代わりに行ってくれることをリロケーションサービスといいます。
内容が異なるので海外では注意してください。
リロケーション物件として貸すときの注意点
リロケーション物件は転勤などする時、いつ赴任先から帰ってくるか分かっていれば利用するものです。帰ってくる時が契約期間の終了となります。
ところが、予定よりも早く帰ってくる可能性があります。
その場合、入居者が快く明け渡してくれれば問題はありません。
しかし契約上、期間が終了するまで住む権利は入居者にあります。
どうしても明け渡して欲しい場合はお願いをするしか無く、断られたら契約の終了を待つしかありません。その間は賃貸物件を借りることになるでしょう。
すると、住宅ローンが終わっていなければ賃貸料金とローンの返済を同時に支払わなくてはなりません。
もちろん持ち家の賃貸料金の収入はありますが、期間限定という入居者にとって不利な契約となっています。
その分、家賃は相場よりも安く設定されているはずです。
どんな物件を借りたかにもよりますが、賃料の収入よりも支出が大きいことを覚悟しなければなりません。これは非常に大きなデメリットでしょう。
リロケーション物件にするか検討する時は、このことを考慮すべきでしょう。
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リロケーション物件を借りるときの注意点
普通の賃貸物件は期間が決まっていたとしても、住み続ける意思があれば更新することが出来ます。
しかし、リロケーション物件は借りる期間があらかじめ決まっています。
物件の持ち主が帰ってきて再び住むことになるからです。
もしも、赴任先からの帰還が延期されれば、契約を延長できるかもしれませんが、期待すべきことではないでしょう。
ですから、契約終了になるまでに次の引越し先を見つけて新たに契約する必要があります。
見つからないからといって待ってはくれないので、必ず見つけなくてはなりません。
これは、定期借家権といって契約を更新することのない借家契約です。
公正証書で契約されたことなので、法的な拘束力を持ちます。
期間満了の1年前から6ヶ月前の間に、前もってリロケーション会社から通知が来ます。
持ち主に物件を無事に返せるように計画を立てておきましょう。
▼イエカレでは土地活用や不動産管理に関する記事も多数掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
土地活用に関する記事:https://plus-search.com/chintai/archives.php
賃貸管理に関する記事:https://plus-search.com/property_management/archives.php
家の貸し出しに関する記事:https://plus-search.com/relocation/archives.php
不動産売却に関する記事:https://plus-search.com/fudousanbaikyaku/archives.php
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【初回公開日2016年10月22日】
この記事について
(記事企画/監修)イエカレ編集部
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