【不動産売却の基礎】不動産売却の「仲介」と「買取」は全く違うものです！メリットとデメリットを考えます【イエカレ】

不動産を売却する時の「仲介」と「買取」の違い　その1

不動産の売却方法で「仲介」という方法について解説します。
売りたい側は、不動産会社に不動産の売却を依頼するやり方を仲介といいます。

頼まれた不動産屋さんは、売りたい人との仲介役として広告を出したり不動産の専門ネットワークを使って「不動産を欲しいという人」を探します。
成約した場合は、定められている規定の報酬を得る。という仕組みです。
仲介と買取と2つの方法がありますが、不動産を売却する時に、買い手を探すことを依頼するのが仲介という方法です。

不動産を売却する時の「仲介」と「買取」の違い　その2

不動産の売却方法で「買取」という方法について解説します。
売りたい側は、不動産会社に相談します。その不動産屋さんに直接その不動産の買い取りを相談します。これが買取という方法です。

直接不動産を扱っている会社が買取るので、時間をかけることなく売買が成立します。直接買取なので、仲介の祭に発生する仲介手数料も発生しません。
不動産の売却で直接不動産屋さんに買い手を探してもらうのではく、購入をしてもらう方法が、買取という方法です。

不動産を売却する仲介と買取のメリット

では、不動産を売却する時に仲介と買取で、それぞれメリットは何でしょうか？
仲介は、売れた金額に対して仲介手数料が発生しますので、高く売れればそれだけ利益を出すことができるため、 不動産屋さんは、仲介手数料を計算しながら購入先を探すので、高い金額で売ることができる可能性があります。

買取の場合は、即買取ってもらえるという点と、仲介手数料がかからないというメリットがあります。不動産屋さんは購入した不動産をリフォームなど利益を出す方法を考えながら、運用するので、条件さえ合えばすぐにでも買取ってもらえる可能性が高い方法だと言えます。

不動産を売却する仲介と買取のデメリット

不動産を仲介で売却を依頼した時のデメリットは、いつ売れるかわからないという点です。また、買い手がつかない場合、いつまでも市場に流しておく訳にもいかないので、不動産屋にとっても経費過多となってしまうリスクがあります。

買取のデメリットは買取金額が希望に合わない可能性があるというデメリットがあります。
リフォームの費用や、売りに出す上での広告費、利益確保なども考えると、希望通りの金額にはいかないものです。

不動産を売却する方法として、仲介と買取のメリット、デメリットを紹介しましたが、不動産屋さんがどのように利益を出しているのか？ という点に注目しましょう。

不動産を売却する時、仲介と買取で、仲介を選ぶ理由

不動産を売却する時に、仲介と買取のどっちがいいのか？

時間をかけてでも、とにかく高く売りたいのであれば、仲介を選ぶのが一番です。
買取でいくつかの不動産屋から見積もりをとって、一番高い所に売るということも考えられますが、仲介で売却に出すほどは期待できそうにもありません。
とにかく時間がかかっても高く売ることが前提であれば、仲介という方法を考えましょう。後はいつまで待つことができるのか？

自分の頭のなかでリミットを決めておくだけです。

不動産を売却する時、仲介と買取で、買取を選ぶ理由

不動産を売却する時、買取を選ぶ理由は数々考えられます。

すぐに現金化したい、周囲の方たちにあまり知られたくない、内覧会など開きたくない、余計や手間や経費をかけたくない、そして建物の欠陥に対する責任を負いたくないという理由などが考えられます。

一度権利が不動産屋さんに行くことで、責任の所在も不動産屋に移ります。
手間や責任を負ってもらう代わりに、売却価格もそれなりになる。
不動産の売却を考えたら、何が自分にとって一番重要なのか？もちゃんと整理しておきましょう。

この記事のまとめ